eagle でファイル管理をはじめよう

少し前に「eagle というソフトが便利だよ」という tweet がタイムラインに流れてきました。

どうやら eagle というのはファイル管理ソフトらしいのですが、最初はその良さが分かりませんでした。しばらくそのまま放置していたのですが、PCの残りストレージが減ってきてファイルを整理しようとしたときに、ふとその tweet を思い出して、eagle を使い始めてみました。

すると、驚いたことに、PC内のごちゃごちゃしたファイルがあっという間に整理できてしまったのです。何よりすごいのが、eagle というソフトが自動で整理してくれたのではなく、eagle というソフトを通して「ファイル管理したい」と感じて自ら整理しだしたのです。

面倒くさがりな私でもファイル管理ができることに驚いたので、「この eagle というソフトのすごさを紹介したい」そう思ってこの記事を書きました。

eagle とは

eagle は、画像などのファイルを管理するのに特化したソフトです。

eagle の使いかた

eagle の使い方は、公式サイトがとても分かりやすいので、それで事足ります。動画などを用いたマニュアルがありますし、シンプルな使い心地なので、マニュアルを詳しく読まなくても、すぐに使えるようになります。

なので、この記事でわざわざ使い方を書きません。気になる人は、ぜひ公式サイトを見てください。

eagle の価格

1ヶ月は無料で試せて、買い切りも $29.97 です。最近サブスクの料金体制のものが多い中、買い切りなのはうれしいですね。

eagle のすごいところ

さて、ここからは eagle のどこがすごいか、について紹介していきます。

多くの種類をサポートしている

まずは、eagle がサポートしているファイルの種類が非常に多いところです。画像管理のためのソフトでありますが、画像だけに留まらず、Adobe系やAffinity系やOffine系など多種多様なファルをサポートしています。

eagle が mac でサポートしているファイル一覧
https://jp.eagle.cool/ より

また、プレビュー機能も充実していて、それぞれのファイル内容が表示されるので、一覧して管理するのがとても便利です。

例えば、Adobe XD だと下のような表示になります。

AdobeXDの表示
ファイル内容をプレビューしてくれるので把握しやすい

他にも動画や音声ファイルのプレビューもあります。マウスカーソルを合わせるだけで、自動でプレビューしてくれます。

音声ファイルのプレビュー

多くのファイルの種類をサポートしていると、どんなメリットがあるのでしょうか。

特定の用途に特化した管理アプリに、GooglePhotos や iTunes などがあります。それぞれ写真の管理、曲の管理がとても便利にできます。一方で、Web開発・アプリ開発・動画編集など、複数のファイルを扱うケースでは、これらの特化型の管理アプリは逆に使いにくくなります。eagle は複数ファイルを一元管理できるため、そういった複数ファイルを扱う用途に最適なんです。

このブログサイトのファイル管理

わたしのサイト『ouni studio』のファイルも eagle で管理しています。eagle を使う前は、ファイルがあちこちに散らばっていました。

eagle を使うと、これらのファイルを以下のように一元管理できます。

このブログサイトで使用しているファイル管理
さまざまなファイルを一元管理できる

そして eagle を使い始めてからは、eagle が作業の起点になりました。AdobeXD や Illustrator を起動するときも eagle から起動して、必要な素材も eagle に追加したり、eagle から探すようになりました。

これまではファイルがあちこちに散らばっていた
eagleをつかうと管理が一元化できるように

収集力がすごい

eagle はファイル管理アプリですが、実はファイル収集もとても便利です。ふと思いついたアイデアを素早く管理できます。Evernote はメモを収集するのに特化していますよね。Evernote のメモと近い体感で、eagle を使って画像を素早く収集できます。

eagle にはブラウザ拡張機能が用意されていて、インターネット上でお気に入りの画像を見つけたら、一括でそのサイトの画像を保存したり、Webサイト全体のスクショを撮って保存することもできます。

ブラウザの拡張機能で簡単に保存できる

インターネットからの収集が便利なので、どんどん自分のオリジナルのライブラリが育っていきます。イラスト制作や動画編集などの制作活動では、どれだけ良い素材を集めれるかも大切ですし、その作業に結構時間がかかります。eagle は素材の検索だけでなく、収集も効率よく行えるため、結果的に効率よく制作ができるようになります。

収集が便利だとライブラリが育っていく

eagle の本当にすごいところ

ここまで、eagle のすごいところをいくつか紹介しました。
ですが、eagle の本当にすごいところは使ってみないと分からないんです。

なぜなら、パソコンでのファイル管理なんて、人間が息をするのと同じくらい当たり前だから。Windows にはエクスプローラーがありますし、Mac にも Finder があります。別にファイル管理ソフトがなくても、困らないのです。

だけど、eagle を一度使ってみると分かります。アプリ自体の完成度が高く、UX が行き届いています。もう本当に「eagle がないとダメだ」となります。

eagle の使い勝手の良さをこの記事で書こうとしましたが、全然伝えきれないので、ぜひ一度ダウンロードして使ってみてください。パソコン内にたくさんファイルがあればあるほど、eagle のすごさが実感できると思います。

1ヶ月は無料期間がありますので、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。

まとめ

ファイル管理ソフトの eagle を紹介しました。本当に便利なソフトなので、ぜひ一度使ってみてほしいです。

同じスマホの中でも、なぜ iPhone が良いのか。同じノートの中でも、なぜモレスキンが良いのか。そんな使い心地を eagle でも感じられます。

また、eagle を使うとオンラインストレージをさらに活用することができます。オンラインストレージとeagle の連携については、次回の記事で紹介します。