Web初心者でも3時間で完成できるポートフォリオサイト #2

Web制作が初めてでも、無料で簡単にポートフォリオサイトをつくることができます。この記事では、環境構築からサイト公開まで、3時間でポートフォリオサイトをつくる方法を紹介します。

この記事の手順に沿って作成すると、以下のようなポートフォリオサイトが完成します。

サイト作成のおおよその時間配分は以下の通りです。

  1. ポートフォリオの内容を考える (60分 )
  2. VSCodeでWeb制作環境を用意する (15分)
  3. HTMLを作成する (45分)
  4. Bootstrapで見た目を整える (45分)
  5. GitHubPagesに公開する (15分)

今回は、「2. VSCodeでWeb制作環境を用意する」について紹介します。

VSCodeでWeb制作環境を用意する

環境構築の流れ以下に沿って進めていきます。

  1. Visual Studio Codeをインストールして日本語化する
  2. htmlファイルの作成
  3. HTML Viewer拡張機能をセットアップ
  4. Pretter拡張機能をセットアップ

1. VSCodeをインストールして日本語化する

まず、以下のサイトからダウンロードして、インストールします。

デフォルト言語が英語なので、扱いやすいように日本語化します。

以下の手順で日本語設定できます。

  1. Visual Studio Codeを開く
  2. メニューバーの View > Command Palette を選ぶ
  3. Configure Display Language > Install additional languages を選ぶ
  4. Japanese Language Pack for Visual Studio Codeをインストール
  5. Visual Studio Codeを再起動

詳細は以下の動画が参考になります。

2. HTMLファイルを作成する

これで、最低限の環境が整いました。さっそく、htmlファイルをつくっていきます。

まず「portfolio」というフォルダを好きな場所に作成します。そして、VSCodeの「ファイル > 開く」で上記フォルダを指定して開きます。

portfolioフォルダを開いた状態

フォルダを開けたら、以下の画像のボタンを押してHTMLファイルを作成します。ファイル名は index.html という名前にしてください。

index.htmlファイルを作成する

次に index.htmlファイルを開いて、半角文字で「!」と入力して、Enterを押します。すると、自動でHTMLファイルの構造ができます。

index.htmlファイルに ! を入力すると

HTMLの構造ができたら、<body>の次の行に「ポートフォリオサイトです。」と入力します。

自動でHTML構造ができる。
bodyの中に「ポートフォリオサイトです」と入力する。

これで完成です。ファイルを保存したら、エクスプローラーから index.html ファイルをダブルクリックしてブラウザで開いてみてください。

index.html をブラウザで開いた様子

この「index.html ファイルをVSCodeで編集」→「ブラウザでプレビューして確認」という手順が、Webサイト制作の作業の流れになります。

3. HTML Preview拡張機能を入れる

index.html ファイルを編集して、ブラウザで更新してプレビューする流れは、少し面倒です。HTML PreviewというVSCodeの拡張機能をインストールすることで、VSCode内で即時にプレビュー表示をさせることができます。

拡張機能のインストール方法や使い方は以下の記事が参考になります。

インストールが完了したら、Command+K , V で以下のようにVSCode内で即時プレビューができるようになります。

HTML Viewerでのプレビュー表示

4. Prettier拡張機能を入れる

もう一つだけHTML作成に便利な拡張機能をインストールします。Prettierという拡張機能を入れると、以下のように自動でプログラムを整形してくれます。

整形前
自動整形後

Prettierのインストールと使い方は以下の動画が参考になります。

まとめ

今回は、VSCodeを使ったHTML開発環境の構築方法について紹介しました。

これで、Webサイトを開発する準備が整いましたので、次回から実際にポートフォリオサイトをつくっていきます。