ロリポップでWordPressサイトを引っ越す方法
WordPress
レンタルサーバーのロリポップには、WordPressサイトを引っ越すための「WordPress簡単引っ越し」ツールが提供されています。この記事では、そのツールを利用してWordPressサイトを引っ越す方法を紹介します。
実際に引っ越し作業をしてみて、いくつかハマりポイントはありましたが、非常に簡単で30分ほどで引っ越し作業が完了しました。
ロリポップのハイスピードプランを契約・ドメイン作成
2022年末のロリポップのキャンペーンに惹かれて、ロリポップのハイスピードプランを契約しました。ハイスピードプランは月額¥550〜と安い費用で運用できます。
また、ロリポップのハイスピードプランでは、無料でドメインを取得できます。jpドメインも無料で取得できるので、今回 ouni.jp を新たに取得して、サイトの引っ越しを行いました。
引っ越し作業
ロリポップには、「WordPress簡単引っ越し」というツールが提供されています。それを用いて引っ越し作業を行います。

引っ越しには、サイトのURLとWordPressのログイン情報を入力するだけです。

SiteGuard WP Plugin を有効にしていると引っ越しできないので、WordPressの管理画面からプラグインを無効化しておく必要があります。事前に必要な作業はそれだけでした。

あとは、5分もすれば引っ越しが完了します。

引っ越した後にする作業
独自SSL証明書の発行
引越した後に必要な作業は、ツールから案内されます。

今回は、ouni.jp という新しいドメインに引っ越しましたので、独自SSL証明書の発行をします。これも手順に従って進めるだけですぐ発行されます。

一部の画像が表示されない
これで、すべて引っ越し完了と思っていたのですが、どうも引っ越し先のサイトで一部の画像が表示されていません。原因を調べてみると、日本語名の画像ファイルが正しくコピーされていなかったのが原因のようでした。
FTPツールで、WordPressの画像ファイルを引っ越し元と引っ越し先で比較してみると、ファイル名が変わっています。

/wp-content/uploads/ 以下にWordPressにアップロードした画像ファイルが保存されているので、手動でコピーすると、正しく画像が表示されるようになりました。
リダイレクト設定する
引っ越し前のサイトに訪れたときに、引っ越し先のサイトに案内させるためのリダイレクト処理をしておきます。
引っ越し前のWordPressに Redirection というプラグインを導入します。

プラグインの設定で、リダイレクト設定を追加していきます。例えば、contact ページをリダイレクトするときは以下のようにします。

特定のURL以下の全てのページをリダイレクトする場合は、以下のように正規表現を用います。

同様にトップページ以下の全ページを正規表現表現でリダイレクトすることも可能かもしれませんが、wp-admin ページがリダイレクトされると困るので止めたほうがいいです。
まとめ
今回は、ロリポップの「WordPress簡単引っ越し」ツールを使って、WordPressサイトを引っ越す方法について紹介しました。
ロリポップのハイスピードプランは月額¥550〜で、無料ドメインも取得できますし、コスパが良いプランだと思います。WordPressサイトを引っ越す際も、とても簡単に移行できますのでオススメです。