Unityで日本語フォントを使う

Unityで日本語フォントを使う方法について紹介します。

TextMeshPro の Font Asset Creator を使うと、簡単に日本語フォントを使えます。

Unityで日本語フォントを表示する

Font Asset Creatorでアセットを作成する

Font Asset Creator ウィンドウを以下の手順で表示させます。

Font Asset Creartorを表示させる
Font Asset Creator ウィンドウ

ウィンドウが表示されたら、以下の手順でフォントアセットを作成します。

  1. Source Font File にフォントファイル(oft,tts)を指定
  2. Atlas Resolution を 4096 あたりの値に設定する
  3. Character Set を Custom Characters に設定する
  4. Custom Character List に以下のサイトの文字セットをコピーする
  5. Generate Font Atlasボタンを押す
  6. Saveボタンを押してアセット保存する

これで、フォントアセットの作成が完了です。

あとは、TextMeshProでフォントを指定するだけです。

TextMeshPro で FontAsset を指定する

フリーの日本語フォントを使ってみる

以下のフリーフォントをUnityで使ってみました。

マメロン

こども丸ゴシック

源ノ角ゴシック

Unityで表示させると以下のようになりました。

日本語フォントをUnityで表示させた様子

Font Asset Creator の設定

Font Asset Creatorには、いくつかの設定があります。

それぞれの設定項目は以下の通りです。

Source Font File

フォントファイルの指定
oft と tts が使える。

Sampling Point Size

フォントの再現制度

AutoSize は全ての文字をアトラスに入力する。

Customは値が大きいほど再現性が高くなる。50-70の範囲が良い。

Padding

フォントの効果の大きさ

Packing Method

アトラスを作成する方法

Fastは高速プレビューに適している。
Optimumは最終的なアトラスを作成するのに適している。

Atlas Resolution

アトラステクスチャーのサイズ

モバイルデバイス向けでは、2048×2048に制限する必要がある。

Caracter Set

フォントで使用する文字の範囲を指定

日本語フォントを使いたい場合は、Custom Characters に設定する。

Render Mode

テキストをどのように表示するか

基本的にはSDFモードを使用する。

Get Kerning Pairs

カーニング情報を使用するか

より詳しく知りたい場合は、以下の Unity Learn が参考になります。

まとめ

Unityで日本語フォントを表示させる方法を紹介しました。

簡単な設定で日本語フォントをつかうことができます。

一方で、データサイズなどアプリのリリースに向けて最適化が必要な場合は、各種設定を見直す必要性が出てくるかもしれません。