GitHubとWP Pusherで簡単にWordPressテーマを管理しよう
WordPress
WordPressの自作テーマをGitで管理したい場合に、WP Pusherというプラグインを使うと簡単に管理できます。
- 設定時間は10分程度
- 無料(Publicリポジトリの場合)
- GitHubにプッシュすると自動でWordPressにデプロイできる
FTPも不要になるし、バージョン管理できるし、良いことしかありません。自作テーマをつくっているひとは、設定しておくことをおすすめします。
GitHubリポジトリにテーマのファイルをアップする
事前にGitHubのリポジトリにWordPressテーマのファイルを追加しておきます。
テーマファイルの公開に問題がなければ、リポジトリを作成する際は Public にしておきます。WP Pusherを無料で使うためには、リポジトリがPublicでないといけないためです。
以下の例では、index.php と style.css だけアップしています。

WP Pusherプラグインをインストールする
以下のサイトからWP Pusherをインストールします。
Zipファイルがダウンロードできたら、WordPress管理画面から「プラグインのアップロード」で、先ほどダウンロードしたZipファイルを選択します。

プラグインがインストールできたら、有効化しておきます。すると「WP Pusher」という項目がメニューに出てきます。そこの「Install Theme」を開きます。
以下の例のように、GitHubリポジトリの情報を入力します。
- Theme repository:リポジトリのURL。https://github.com/までは省略する
- Repository branch:ブランチ名。main とか master とか
- Push-to-Deploy:リポジトリにPushしたら自動でWordPressのサーバーにデプロイするかどうか

GitHubからデプロイする
手動でデプロイする
手動でデプロイする場合は、WP PusherのThemesから「Update Theme」ボタンを押します。

自動でデプロイする
WP PusherのThemesから「Show Push-to-Deploy URL」の内容をコピーしておきます。
GitHubリポジトリのSettingsからAdd webhookを選び、先ほどコピーしたURLを「Payload URL」に貼り付けます。あとは、フックイベントをPushを選んで、Add webhookすれば完了です。
これで、GitHubのリポジトリにプッシュすると自動でデプロイされるようになります。
- Payload URL : Show Push-to-Deploy URL をコピー
- Content type : jsonに変更

まとめ
GitHubとWP Pusherをつかって、簡単にWordPressテーマを管理する方法を紹介しました。
あまりに簡単に設定できるので、自作テーマをつくっているひとは設定しておくことをオススメします。